がん闘病の記録 byみみ

2022.2 乳がん発覚 1995年生まれ

今1番辛いこと

 

 

また治療が始まっておらず

体調も良い今、

 

この先どうなるんだろう

という不安でいっぱいだ。

 

 

病気がわかって

“何で私なんだろう”

“何で今なったんだろう”

 

という悔しさ。

 

今年で27歳

結婚ラッシュ真っ只中なのだ。

 

来週は友達の結婚式に行く予定だったが

欠席の連絡をし、

結婚祝いを郵送した。

 

これからの闘病生活の中

結婚報告、結婚式の招待、欠席の連絡

 

こんなこと思いたくはなかったんだけど、

闘病生活でどうなるかわからなくて

もう26で結婚が絶望的になってしまったのに

お祝いを送り続けるのか。

 

友達は無くしたくないし、

みんなやってることなんだけど

悔しくて、悔しくて、

 

インスタをひらけば

毎週のように入籍の投稿や

結婚式や前撮りの投稿を見ることになる。

 

見ないほうがいいのかもしれないけど

ついつい見てしまって、虚しくなるばかり。

 

みんなすごく綺麗で

そりゃこの年齢で幸せいっぱいで

プロがヘアメイクして似合う服を選べば

綺麗だろう。

 

病気にさえならなければ

虚しくなることもなかったはず。

 

病気が治ったとしても、

大病をして再発のリスクもあるとなると

 

結婚は難しいだろうし、

婚活に関して調べまくってたからわかるけど

 

結婚できる可能性は今の年齢がピークで

これから急速に下がっていく。

 

40代からの病気なのに

なんでこんな時期になってしまったんだろう。

 

あと15年待ってくれたらよかったのでは。

 

26でがんだなんて、

1番残酷に思えてしまう。

 

そりゃ遊び盛りの年齢での闘病も辛いだろうし

もし小さい子どもがいたら

もっともっと辛いことがあるのかもしれない。

 

普通に今まで暮らしてこれて、

仕事もお金のためと思いながらこなして、

趣味もなんとか見つけて、

理想としては30前で結婚して、

子供産んで家建てて、

子どもと家のローンのため必死に働く

みたいな生活が普通にできると思ってたんだけどな。

 

前、お母さんがヨーグルトを食べるように勧めてきた。

私が

“ホルモン治療するだろうし、治療で骨粗鬆症のリスクあるみたいだからカルシウム取っとかなきゃね”と言ったら

 

お母さんは

“それも卵巣機能とかに影響するだろうし、どうなのかなって”

と言った。

 

卵巣機能=妊娠出産への影響だと思う。

どんな治療をするかはまだ決まってないけど、

 

先生からの説明で

女性ホルモンを餌にするタイプのがんだと

言っていたので、

おそらくホルモン治療はするだろう。

 

治療の身体への影響に関しては

私には医学的な知識がないし

先生からの説明や前に自分で調べるのも

良くなさそうだし。

 

何より怖くて自分の病気のことは

まだ調べることができない。

 

もともと結婚願望はあったけど

子どもはあまり好きじゃなくて、

絶対子どもが欲しい!とは思ってなかったんだけど

子どもがもう産めないとなってしまうと、

やっぱり辛くなる。

 

そもそも

治療で不妊になるとかそんな話の前に

もう結婚の可能性が限りなく低くなったんだから、

関係ない。

 

お母さんとしても

孫の顔を見れないのは辛いだろうし、

何不自由なく育てた娘がこんな状態に

なってしまって

 

申し訳ない気持ちだ。

 

 

決して良い人ではないけど

周りに意地悪したり世の中の迷惑になることは

してないはずなのに、

 

なんでこんな残酷なことになってしまったんだろう。

今までそこそこ幸せに暮らしてこれたはずなのに、

結婚出産マイホームとかライフイベントが

多い年齢で、

なぜいきなりどん底に突き落とされたんだろう。

 

嫌な人間になりたくないのに

悔しさと、虚しさと、

周りへの嫉妬とか妬みとか

出てきてしまいそうで本当に嫌になる。

 

いつかは病気をする、

2人に1人はがんになる、

なんていうけど何で26でならなきゃいけないんだろう。

 

報われない。

完治できても残りの人生が長すぎる。

治療を乗り越えられたときても

幸せになれるのだろうか。

 

うつも発症してしまいそうだ。