がん闘病の記録 byみみ

2022.2 乳がん発覚 1995年生まれ

術後病理検査の結果

 

 

手術で乳房を摘出し、病理検査を行う。

病理検査で転移の有無、がんのタイプを調べ、

薬物療法の内容が決定する。

 

手術から3週間後、

退院から約10日。

病理検査の結果を聞くために両親と病院へ行った。

 

 

まず先生から摘出した組織の写真を

出してもいいかの確認の後、

 

モニターに写された写真を見ながらの

説明があった。

 

右は

赤い乳腺組織の中に

白い岩のようなものがあった。

たしか1.3センチと書いてあった気がする。

 

左は

大きさが数ミリで小さく

術前の検査で大半を取っているため

ほぼ残っておらず何故か黒くなっていた。

 

リンパ節への転移はない。

 

がんのタイプは

術前の検査と同じ結果で、

ホルモン受容体陽性

HER2タンパク陰性の

 

おとなしいタイプのがんとのことだった。

 

抗がん剤治療は必要ないと考えられ、

再発を抑えるためにホルモン治療が

勧められる、とのことだった。

 

進行具合、ステージについて質問すると

腫瘍の大きさ、リンパ節転移の有無から

ステージIにあたるらしい。

 

職場復帰のことも考え

今後の通院頻度、治療内容、期間、副作用

についての質問もした。

 

今後は

3ヶ月に一度の外来でホルモン治療を行う。

注射とホルモンの薬を毎日服用する。

 

人によるが5年間〜治療が続く。

 

ホルモン治療によって更年期症状などの

副作用が出ることがあるが

多くの人が仕事をしながら治療をしている。

 

また3ヶ月に一度経過観察も行う。

 

そこに再建手術をしたため、

形成外科の診察も入ってくる。

 

あと妊よう性保存について。

がんの治療によって妊娠できる力が失われる可能性がある。

 

病気の治療前の妊よう性保存治療を

専門にしている産婦人科

県内の大学病院にある。

 

妊よう性保存治療を希望し、

紹介状を書いてもらい後日大学病院を受診する。

 

妊よう性保存については

まだモヤっとしている部分があるけど、

詳しい話は大学病院になるので

そこで色々聞くしかない。

 

次の乳腺外科の診察は1ヶ月後。

そこからホルモン治療が始まるのかな。

 

抗がん剤が必要でない=再発リスクが少ない

ということだからホッとしていいのか、

だけどがんなのに抗がん剤を使わなくて大丈夫なのか?

といった不安もある。

 

髪も抜けないし大きな副作用がないのは

嬉しいことだけど。

 

そろそろ職場復帰のことも考えないといけない。