がん闘病の記録 byみみ

2022.2 乳がん発覚 1995年生まれ

今の乳房の状態

 

乳房全摘手術と同時に再建手術も行った。

 

現在エキスパンダーという風船のようなものが

胸に入っており、

半年かけて形成外科の外来受診にてエキスパンダーに水を入れて皮膚を引き伸ばす。

 

皮膚が十分に伸び、傷跡が回復したら

エキスパンダーからシリコン

もしくはお腹が背中の組織に

入れ替える手術をする。

 

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絵も字も下手すぎる、、、泣

 

 

やっぱり乳房を今失うのはつらくて

手術後に自分の胸を見てショックを受ける

のかなと思っていたけど、

 

手術後初めて見た時の感想は

“こういうかんじなんだ”

と思っただけだった。

 

エキスパンダーが入っていて最初の段階で

少し水を入れたので

Bカップくらいの膨らみがある。

 

触ってみると硬い。

 

乳頭はなく

なんか、マネキンのような胸だった。

 

膨らみがあるので服を着ていれば違和感はないし、

膨らみがあるのとないのでは

失ったという気持ちが全然違うと思う。

再建手術が保険適用で受けられるのは

本当にありがたいことだと思う。

 

ただ、手術前の胸とは全然違うので

大浴場に入る勇気はないし人には見せられない。

早く再建手術を終わらせたいという気持ち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個室VS大部屋

 

 

入院の際に個室を希望するか聞かれた。

個室2種類と大部屋から選ぶことができた。

 

両親が、

個室に入った方が良い、お金は出すから、と言ってくれて本当にありがたかった。

 

ただ、外科病棟は手術をする人がほとんどのため個室希望が多く、個室が空いていないことも多いと聞いていた。

 

実際には、安い方の個室は満室で高い方の個室が一部屋空いていたので、高い方の個室に入った。

 

広さは10畳ほどでベットの他に、棚、冷蔵庫、ソファー、洗面台とトイレもあった。

費用は約10,000円。

 

入院4日目から痛みもだいぶ引いて楽になってきたので大部屋に移動した。

 

個室は快適だったけど1日10,000円は高く感じた。

 

次入院する時のために個室と大部屋のメリットデメリットを記録しておこうと思う。

 

 

★個室★

メリット

・自分専用のトイレと洗面台がある

・人のいびきや生活音が気にならない

 (自分が出す音も気にしたくて良い)

・プライベートがある

・イヤホンなしでテレビや動画を楽しめる

 ※個人的にこれが1番大きい

デメリット

・高い

・なんとなく孤独

 

 

★大部屋★

メリット

・追加料金がかからない

・孤独感なない?

 

デメリット

・いびきや生活音が気になる

・プライベートが守られない

・トイレ洗面所が共有で待つ場合がある

(使う際も気を使う)

 

 

手術後の夜は痛い痛い〜と声を出していたので、個室にしておいて本当に良かったです。

ただ値段のことを考えると断然大部屋。

 

個室の追加料金は健康保険や高額療養費制度が使えないので、1日1万かかる。

 

大部屋に移ってから、昼間はデイルームで過ごすこともあったし(ずっとベットの上で過ごしていると変になりそうだったので)

よく言う、隣の人がうるさいと言うこともなかったので、

大部屋で問題なかったように思う。

 

大部屋は4人部屋で入っていたのは、おばあちゃんと自分2人。

満員でないからか、おばあちゃんが気を遣ってくれていたのか、

トイレや洗面所が待ちになることはなかった。

 

回診や看護師さんとの会話が丸聞こえなのでプライベートはないかも。

おばあちゃんも私と同じ病気で手術後のようだった。

 

相部屋だった方は私が移動してきたときに、

“4人部屋でずっと1人だったから寂しかった”

と言ってくれて、朝挨拶も交わしていた。

おしゃべりをすることはなかったが、いい人だった思う。

私が迷惑をかけていないか本当に心配だ。

 

ただ、隣の部屋の方はうめいていることも多く、隣の部屋との共有トイレも汚れていたりオムツが放置されていたりもしたので、

どんな人と相部屋になるかは運なきがする。

自分も迷惑をかけないか心配になる。

 

看護師さんに大部屋への移動希望を伝えたところ

“同世代の人と同じ部屋ではないが良いか?”

と聞かれた。

 

入院していたのは外科泌尿器科の病棟で

すれ違う人は70〜90代の方だった。

私はかなり浮いていたように思う。

 

乳腺外科の外来待合には40〜50代女性が多いので

その世代の方も入院していると思われるんだけどタイミングが違ったのか。

 

ちなみにコンビニで20〜30代の方と1人か2人すれ違い、同志よ!と感じた笑

 

同世代がいないと心苦しいものだ。

 

話が逸れた。

あと、個室から大部屋に移動するのも

希望を伝えてからすぐにできるわけではなかった。

部屋の空き具合、移動や様々な手続きが可能なタイミングというのもあるのかもしれない。

 

 

 

次の入院でも今回と同じように、

術後はとにかく辛いので個室を希望、

楽になれば大部屋に移動するという形にしたいと思っている。

 

 

入院中便利なもの

 

 

今日で入院10日目。

最低あと2日は退院までかかりそうだ。

 

2回目の再建手術(皮膚を伸ばすためのエキスパンダーからシリコンorお腹か背中の組織に入れ替える)でも

また入院が必要となるため、

入院中便利だったものを記録しておきたいと思う。

 

 

1.イヤホン

大部屋で動画を見るときは必須。

同室の人のいびきが気になる場合は耳栓としても使えそう。

 

2.枕

入院前に寝具は持ち込み不可と書いてあったが、枕が合わないと看護師さんに言ったところ自分の枕を使っても良いとのことで、家族に持ってきてもらった。

今までホテルや合宿場で枕が合わないと思ったことはなかったけど、今回は壊滅的に合わなかった。

 

3.肩こりグッズ

あまり動かない、ずっとスマホを見たり本を読んだりしているため、とにかく肩が凝る。

手術がしばらく腕を肩より上に上げられないため、肩こり解消の運動も厳しい。

肩こり解消のためにマグネループを使用した。

あと身体拭き用のホットタオルをもらい、肩に乗せていた。(作業療法士さんに教えてもらった)

 

4.蒸気でホッとアイマス

ずっとスマホをしてるので目が疲れる。睡眠時リラックスするためにもとても役立った。

デイルームに電子レンジがあったので、繰り返し使えるタイプのアイマスクでも良いかも。

ただ夜間に使うことを考えたら、使い捨てかな。

 

5.メモ帳 ボールペン

回診の際や看護師さんに聞きたいことを記録しておくのに便利。

あと部屋から離れるとき、回診や計測にくる場合があるので、行き先を書いてベットに置いておくようにしていた。

 

6.フック付かご

机に置いておきたいもの(ティッシュ、飲み物、雑誌、etc)が沢山あり、机が散らかってしまうので一部はカゴに入れてベット柵に掛けていた。

 

7.時計

ずっと病室にいると時間がわからなくなるので、時計を机に置いていた。

日付と曜日感覚もなくなるので、それらが入ったデジタル時計はとても便利。

 

8.ハンガー

シャワー室で使う体洗いタオルを掛ける、濡れたタオルを掛ける(すぐにしまうとカビるため)ために使っていた。

 

9.ティッシュ、ウエットティッシュ

とにかくよく使いました。

 

10.ミニバック

デイルームやコンビニへ行く際に使いました。

 

11.ビニール袋

ゴミ袋や、洗濯物入れてとして使いました。

 

12.サボリーノ

パックひとつで、洗顔と保湿を済ませられるもの。術後すぐは身体が痛くて動かせない、だけど汗で顔はベタベタなので、とても役立った。

辛い時にスッキリすると気分が良い。

 

13.ドライシャンプー

水を使わず、頭の汚れを取るもの。

上半身のシャワーの許可がなかなか降りないので、(数日に一回は看護師さんが洗髪してくれる)とても頭が痒い!

シャワーのスッキリ度には全く及びませんが、あると多少は違う。院内のコンビニで購入。

 

14.ナンプレの本

スマホタブレットで時間をつぶせますが、自分の手を動かしたりアナログな暇つぶしがしたかったため笑 院内のコンビニで購入。

 

15.ヘアクリップ

シャワーをしないと前髪が張り付いてくるので、入院中はずっと前髪を止めていた。

 

16.緩めのゴム

洗顔時に袖を止めるため、下半身シャワーをする時上半身の管をまとめておくために使った。

 

17.パーカー

たまにパジャマだけだと寒いと感じたので、パーカーを羽織っていた。

入院退院時の上半身の服として持ってきていた。

 

18.日焼け止め

窓際のベッドで太陽の光を浴びるので、日焼け止めは一応塗っていた。

 

19.基礎化粧品

院内は乾燥しているので、最低限のものだけでなく、普段使っているもの全て持ってきた方がよいかも。

 

20.爪切り

1週間以上の入院で必要。

 

21.スプーンとフォーク

術後は身体が思うように動かさず箸が使えない、病院食で寒天などスプーンの方が食べやすいものが出ることもあったので、絶対必要。

 

22.小銭入れ

病院の金庫は小さく普通の財布が入らず、管理も大変なので最低限のお金を小さめの小銭入れに入れておくのが便利。

 

ざーっと思い出すだけでも22個もありました。慣れない入院生活、少しでも快適に過ごせるよう、色々と準備が必要だと感じた。

 

院内のコンビニは割となんでも揃うので、そこで買っても良いかも。

 

 

 

 

 

 

 

手術後の地獄

 

 

“〇〇さ〜ん”という声かけで目が覚めた。

目を開けると手術室だった。

 

乳腺外科の先生から

“予定通り手術は終わりました。

リンパ節転移はなかったです”

 

そう言われてほっとした。

喉に違和感があり少し苦しかった。

 

“挿管していたので違和感があります”

と説明があった。

 

移動用のベッドに移され

エレベーターで病棟まで運ばれた。

 

看護師さんが

“お母さんがお守りと水を届けてくれました

棚に置いておきます”

と言っていた。

 

多分このとき夕方で消灯の時間9時まで

目が覚めまた眠りというのを繰り返していた。

 

部屋が真っ暗になったころ

目が冴えてきた。

 

痛い、、、、

胸が痛い、動かなくても痛い

動かすともっと痛いので手も動かせない。

 

点滴で鎮痛剤を入れてもらったが

それでも痛い。

 

下半身は痛みはないけど、

尿の管がなんか気持ち悪い。

 

酸素マスク、心電図、血圧計、脚の血栓を予防するマッサージ機のようなもの、尿の管、酸素測定器などなどいろんなものが繋がれていた。

 

寝ようと思っても目が冴えていて全く寝れない。

上半身がめちゃくちゃ痛い。

動けない。

真っ暗で周りには誰もいない。

暇だけど映画を見たり本を読んだらすることはできない。

寝ようと目を閉じるけど全く寝れない。

 

暑い、顔が汗をかいて

酸素マスクがずり落ちてくる。

 

時間が全然過ぎていかない、

いつになったら朝になるのかわからず地獄の夜だった。

 

多分5時ごろに眠り気がついたら外が明るくなっていた。

 

朝食の時間になりご飯が運ばれてきた。

痛くて食欲がなかったが半分くらいはなんとか食べることができた。

 

昼前に色んな管が抜けた。

すっきり。

 

残ったのは左の点滴と

手術した場所から出る浸出液を貯めるためのドレーン。

 

朝方は看護師さんに体を動かしてもらったり

水を飲ませてもらったりしていたが、

この頃にはだいぶ自分でできるようになっていた。

 

スマホととり、家族にLINEをした。

 

午後からは映画を見たり本を読んだりして過ごしていた。

 

今日看護師さんが言っていた

家族が届けてくれたお守りを思い出して

手に取った。

 

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手紙を読んで泣いた。

 

 

時間が経つにつれ痛みが落ち着き

楽に動けるようになってきた。

 

ドレーンに溜まった水の量が30を切れば

翌日管を抜くことができ、翌々日退院となる。

 

入院は7〜10日と言われていたが

今日で8日目。まだちょっとかかりそう。

 

いま連休真っ只中。

社会人5年目のGWはほぼ病院で過ごすことになってしまった。

 

毎日とにかく暇だ。

 

 

 

 

 

手術と入院当日のこと

 

 

おとつい、

両側乳房全摘手術と再建手術を受けた。

 

手術前日は、

あー自分の胸とはお別れか

とか

やっと治療が始まるのか

とか色々と考えてたけど

意外とぐっすりと寝れた。

 

 

手術当日。

8時半に病院へ行き

アイソトープの注射を打ちに行った。

(たしかがん細胞?リンパ転移?をわかりやすくするようなもの)

看護師さんが打つのかと思ったら

乳腺外科の先生(主治医で手術をしてくれる)

だった。

 

そのあと入院受付で色々な書類を出し、

病棟へ行った。

 

病棟で受付をし、

付き添いの母と一緒に看護師さんから説明を受けた。

説明が終わり母とはここでお別れ。

 

 

そのあと入院の部屋に入った。

両親が個室に入るよう言ってくれた。

普通の個室が空いてなかったのでなんと特別室。

自分の部屋よりもずっと広かった。

 

アイソトープの撮影に行き、

(CTのような機械)

その後は部屋に戻りすこし荷物の整理をして、

特にやることもなかったので

いつも通りスマホを触ったりしていた。

 

ここで乳腺専門の看護師さんがきた。

外来のときにすこし挨拶したくらいであまり話したことがなかったのだが、

優しい言葉をかけてくれて、

その場で泣いてしまった。

 

病棟の看護師さんがきて手術前の点滴を打ってもらった。

なかなか点滴が入らず、注射が上手な看護師さんがきて打ってもらった。

 

いよいよ手術の時間になった。

看護師さんと一緒に歩いて手術室へ向かった。

 

手術となると酸素マスクをしてベッドで運ばれていくものだと思っていたのだが、

〝よろしくお願いします〟

と歩いて入っていくのは意外だった。

 

手術室には7人くらいの人がいて

テレビで見るのと同じ色々な機会があった。

 

 

名前や手術内容の確認をして

台に寝転び色々な線を繋がれ

 

マスクを当て最初咳が出たのだが

すぐに意識は無くなっていった。

 

 

 

 

 

いよいよ手術

 

 

明日いよいよ手術。

がんがわかってから、2ヶ月近く経ってるので

やっとかーという気持ち。

 

両側の乳房全摘と再建手術、

センチネルリンパ生検でリンパ節転移を調べ、

転移があれば脇のリンパ節も摘出。

 

再建手術に関しては、

乳がんの手術が終わった後、

今回はエキスパンダーという風船のようなものを入れる。

 

風船の中に生理食塩水を徐々に入れて

筋肉と皮膚を伸ばし、半年後に風船からシリコンに入れ替え手術を行い、

乳頭乳輪の再建をする。

 

 

明日午後からの手術で、

明日朝8時半に病院へ行く。

 

術後は7日〜10日ほど入院と言われている。

 

 

やっぱり、やっぱり、

全摘となると

自分の体の一部が24時間後には

無くなっていると思うと

絶望感が出てくる。

 

リンパ転移も怖いな。

最近脇のに痛みがあって、

診察の時には様子見と言われてるけど

転移も多分あるんだろうな。

 

 

手術が最初の治療でこれから薬物療法も始まる。

抗がん剤は使わずホルモン治療になる?

全摘なら放射線治療はしない、

とちらっと診察の時に先生が言っていたけど。

 

術後どういう治療になるかは

手術が終わってから決定となるらしい。

 

 

早く病気を治して社会復帰しよう!

という気持ちよりも、

 

私の今後の人生どうなるんだろう

そんな不安がどんどん膨らんでいく。

 

 

しばらくお風呂も入れないし、

好きなものも食べられないので、

 

今からアイス食べて

しっかりと身体を洗って

朝も早いから早めに休もう。

 

 

 

 

 

乳房再建手術について

 

 

乳房再建手術のために、

乳腺外科のほか形成外科も受診している。

 

クリニックから総合病院へ移るとき、

形成外科がありスムーズに再建手術を

受けられると思いこの病院を選んだ。

 

乳腺外科でもらった乳房再建についてのパンフレットを読んだうえで、

形成外科を受診した。

 

乳がんの手術を乳腺外科で行い、

その後同日に形成外科が再建手術を行うらしい。

 

 

形成外科の初受診では、

主にこちらからの質問で話が進んだ。

 

保険適用の乳房再建手術は3種類。

 

⚫︎インプラントを入れる

⚫︎背中の組織を乳房へ移植する

⚫︎お腹の組織を乳房へ移植する

 

パンフレットには妊娠の可能性がある人は

自家組織を移植するのはできない

と書いてあったが、

妊娠時にきちんと対応することができれば

背中かお腹の組織を移植することも可能らしい。

 

その他保険適用外では、

脂肪注入や人工的な乳房を専用接着剤で

取り付ける方法があるらしい。

 

妊娠は無理かな、なんて考えてるけど

可能性をゼロにしてあとから後悔するのは

怖いので

今後妊娠することを考慮すると、

 

インプラント一択だと思い形成外科を受診したが

他の方法も可能だったとは。

 

参考までにそれぞれの方法は

どれくらいの割合なのか聞いたところ、

乳がんで全摘する人が多い世代、

40〜50代では自家移植が8割、

インプラントが2割くらい。

 

数は少ないが、20〜30代の場合は半々くらいらしい。

 

半々くらいと言われると

どっちが良いのかわからんな。

同世代の人で1対9くらいであれば

迷ったとき即決められるんだけど。

 

メリット、デメリットを聞いた上で、

次の受診まで考える時間をもらった。

 

 

体に人工物を入れる抵抗はあるけれど

自家組織移植で他の部分に大きな傷が残るのは嫌だな。

 

自家組織移植の場合、

乳がん摘出時に移植を行うが、

大掛かりな手術のため

片方ずつに分けての手術となるらしい。

 

インプラントの場合、

最初の手術(乳がん摘出手術と同時)で

エキスパンダーという風船なようなものを

胸に入れ、

徐々に食塩水を入れ筋肉皮膚を伸ばし、

約半年後にインプラントへ入れ替える

という方法らしい。

インプラントへ入れ替える際に

シリコンではなく自家組織移植を選択することができるらしい。

 

どちらかと言うとシリコンの方が良いと

考えていたが、

半年後に自家組織移植も選択可能なら

この方法が1番良いと考えた。

またこの際に保険適用でないが脂肪注入も可能らしい。

 

次の受診でインプラントの方法で手術をすることを伝えた。

その後は手術に備えてサイズの測定と現在の乳房の写真撮影をした。

 

あと乳頭について。

この病院では乳頭も摘出するらしい。

乳房再建の半年後なら乳頭再建手術ができるらしい。

乳房の皮膚を盛り上げることで乳頭を再建するらしい。

 

手術まで最後の受診となるため

同意書等の記入をした。

 

 

リンパ節転移がありリンパ摘出となった場合、

治療優先のため(放射線治療抗がん剤治療が必要になるため)

早くシリコン入れ替えへの手術を行う可能性があること、

乳腺外科の判断によっては同時に再建手術を行えない可能性があること、

といった説明があった。

 

乳腺外科ではちらっと抗がん剤治療は必要ない可能性が高い、放射線治療の説明はあまりなかったけど

やっぱリンパ転移があるとそうなってしまうのか。

後遺症のリンパ浮腫も不安だし、

転移がないことを祈るばかり。

 

 

乳腺外科の最後の受診はすでに終わっていたので、

後はコロナ検査をしていよいよ手術。

 

手術当日に入院し、その後1週間から10日ほどで退院となるらしい。

 

その後3週ほどで詳しい病理検査の結果があるので、

薬物治療開始という流れらしい。

 

 

不安だから早く治療したい

はやくがんを取り除きたい

 

手術まであと10日長いなー。

でも不安な気持ちもある。

 

あと10日で自分の乳房がなくなってしまう。

 

D〜Eカップあって、色もどちらかというと白い方で、

まだ垂れてはいなくて、

そこそこいい胸だったなと思う笑

 

小さくてよかったから、早く垂れてよかったから

がんなんて作るなよーって感じだ。

 

 

再建するとはいえ、やっぱり人工的な胸になっちゃうだろうし、

しばらく乳首もない。

悲しいな。

 

彼氏にドン引きされるかな。

乳房全摘するかもとはちらっと話したけど。

 

彼氏がすごい顔しそうだから、

しばらく見せられないな。

再建が終わり乳首も完成するのは約1年後だし。

どーしよう、こんな女で付き合っててもらえるのかな。

しばらくブラつけたままでいいかな。

(こういう話をするのは今回キリにしておこう)