がん闘病の記録 byみみ

2022.2 乳がん発覚 1995年生まれ

入院中の1日

 

 

入院中どんな1日を過ごしているか記録しておこうと思う。

手術直後ではなく、身体が動かせるようになってからの過ごし方。

 

 

6時頃

看護師さんが体温血圧測定にやってくる。

ここで目が覚めるが私は朝が大の苦手なので

うとうとしながら看護師さんの質問に答え、すぐに2度寝をしている。

 

7時40分頃

朝ご飯が運ばれてくる。

ここでもなかなか起きられず笑

早く食べ終わらないと周りの人と一緒なお盆回収ができず迷惑がかかる!

と思いなんとか8時に起きて、歯磨きをしご飯を食べている。

 

9時半頃

夜間から日勤の看護師さんに代わるため2人の看護師さんが声をかけにくる。

 

ここからお昼の時間までは回診がくることが多いので、できるだけ部屋にいるようにしていた。

スマホを見たり、映画鑑賞したり、本を読んだり。

 

12時頃

お昼ごはんが運ばれてくる。

 

昼過ぎはコンビニへ行ったり、デイルームで過ごしたりしていた。

 

15時

シャワー室で身体を洗う。(下半身のみ)

シャワーの時間は予約制で時間は選べるのだが、

最初のシャワーが3時だったため、わかりやすいようにその日以降も同じ時間で予約していた。

 

夕方はベッドの上で映画を見たり、

気分転換に廊下を歩いたりコンビニへ行ったりしていた。

 

18時頃

夕ご飯が運ばれてくる。

 

20時半

看護師さんがドレーンに溜まったの液の確認をする。

ここで30ml未満となると、翌日ドレーンを抜くことができ、翌々日に退院とかる。

 

21時前

日勤から夜勤の看護師さんに変わるため

声をかけにくる

 

21時〜21時半頃

消灯。

 

21時に寝るのはなかなかできず、

気が済むまでスマホを見ていた。

 

 

…という1日の流れだった。

 

回診は平日は3回、休日は1回〜2回

乳腺外科、形成外科、外科の先生がくる。

外科の先生は毎日違う人だった。

回診の際に、傷口の確認、消毒、テープの交換をしてもらう。

 

朝、夕方、夜と

看護師さんがきて体温・血圧・酸素濃度の測定をする。

 

平日は作業療法士さんがきて、

リハビリをする。

術後は腕を動かすことができなかったが、

だんだんと腕を上げられるようになる。

 

あとは、看護師さんから退院後の下着や傷の処置についての説明があったり、

乳がん認定看護師さんがきて、

いろいろなことを質問したりしていた。

 

 

そういった毎日を過ごしていた。

入院中辛かったことは3つ。

 

①身体がとにかく痛い

術後は胸と脇が痛く、体を動かすことが本当に辛かった。ベットから起き上がったり、寝転んだりするのも胸の筋肉を使うらしく、苦痛であった。

ただ、日を追うごとに痛みは治まり、

1週間後には手術部位の痛みよりも

首肩背中の凝りのほうが辛くなっていた。

 

②頭が洗えない

下半身は手術翌日からシャワーを浴びることができたが、

上半身はタオルで拭くことしかできなかった。

髪以外は拭けばなんとなるが、髪に関しては拭いてもねっとり感が取れず辛かった。

洗髪してもらったとき、ドレーンが抜けてシャーを浴びたときは、開放感がすごかった。

 

③とにかく暇

スマホタブレット、本なので時間は潰せるが、

ベットの上でずっと過ごすのはとにかく暇だった。

仕事は行けること、休日は遊びに出かけられることのありがたさを感じた。

 

 

入院期間は11泊12日となった。

すごく辛かったというわけではないけど、

早く退院したくて仕方なかった。